一度使ってポイ。
一見便利なように思える「使い捨て」用品。だけどその使い捨ては、多くのゴミを出し、使い終わったあとはごみの日が待ち遠しいばかり。
こうした安価な使い捨て製品は、使い終わったら消えてなくなるように見えて、使いきれなかったストックにも多くの収納スペースを必要としてしまうものでもあると気がついたのは、書籍ゼロウェイスト・ホームを手にした時から。
安い使い捨て商品をたくさん家に並べておくよりも、本当に気に入ったものをお迎えして、繰り返し使い始めたらどうだろう。
ひとつひとつに愛着が湧き、壊してはいけない、長く使おう、大切に扱おう。なんだかひとつひとつの何気ない行動にモノへの不思議な感情が生まれたような、そんな気分。
そしてその心地よさ。
この記事では、私が使い捨てをやめたいくつかのものを紹介しますね。
どれもお気に入りの脱使い捨て製品です。
使い捨てをやめたもの1/ラップ
保存するとき、温めるとき、包むとき、出番の多いラップですが、シーンに合わせて使い分けています。
温め…シリコーンラップ•お皿
野菜の保存…蜜蝋ラップ・シリコーンバッグ
保管…蓋付き容器・蜜蝋ラップ・シリコーンバッグ
そもそもレンジの使用よりも、湯煎や蒸し温めをするようになり、ラップの使用シーン自体が大きく減りました。
プラスチックを加熱することの危険性も大きく減ったことは、嬉しい変化です。
中でもZIPTOPは自立する、シリコーンバッグ。容器の代わりとしても使えて蓋をすることなく、上部のジッパーをサッと閉じるだけで保存完了。
繰り返し使える回数もさることながら、テーブルウェアを邪魔しないシンプルなデザインもとても魅力です。
ラップの出番はもはやほとんどゼロ。
使い捨てをやめたもの2/ドリンクカップ
外出先でコーヒーのテイクアウトやドリンクのとりわけカップとして。
ちょっとした持ち歩きに、マイカップが便利。
飲んでしまえば捨てられてしまう紙コップやプラスチックカップの使い捨てをやめることができる上、マイカップ持参で割引が受けられるショップも増えています。
ウィリアムモリス柄が人気のecoffeecupは素材が(本体)竹繊維、コーンスターチ、樹脂、木繊維、ポリウレタン
(フタ・ホルダー)シリコンと、天然素材を中心に構成されています。
飲み口にキャップがついていて、子供の不注意でもこぼれにくいのが嬉しい。
シリコーン製のstojoは折り畳めるマイカップ。飲み終わったその後が嬉しいコンパクトサイズ。
ストッパーがついていて、持ち運びにも便利なデザイン。選べるカラーが豊富で楽しい。
使い捨てをやめたもの3/生理用品
使い捨てない生理用品は案外たくさんある。中でも私が気に入っているのは吸水ショーツ。
ショーツの内側に吸水体を持つショーツはそれ一枚履くだけでいいのだから。軽い日は一日、多い日は月経カップや布ナプキンと合わせて使ってもいい。
とにかく寝るときに試して欲しいこの快適さ。
ズレの不快感、漏れる不安、肌触り、全てにおいて使い捨てナプキンより快適なのだから。
面倒に思っていたお洗濯も、お風呂に入る前、少し水に付けて置き、上がる前に手洗い。そのまま洗濯機へ入れている。
生理用品がなくなりそう、早く買いに行かなきゃ、そんなことを焦ったりする必要もなくなって、いつでも使える安心感まで手に入れることができました。
国産の衣類メーカーが作った間違いない品質のエイトワールは、しっかりとした防水加工が魅力。内側にメッシュを採用したドライなつけ心地。普段のショーツと見た目も変わらない浅履きタイプが好き。深履きと2種類選べます。
使い捨てをやめたもの4/コーヒーフィルター
コーヒー豆の持ち帰りはZIPTOPカップLサイズで。
ドリップはステンレスフィルターで。
飲み終わったあとのコーヒー殻はいちごのナメクジ避けに。
ひとつとしてゴミを出さないコーヒーライフが叶いました。
ステンレスコーヒーフィルターKINTOのSLOW COFFE STYLEは300mlタイプと600mlタイプの2種類があるので、一人暮らしなら300ml。誰かと飲む、多く飲むなら600mlがいい。
見た目もオシャレでそのまま置いておいてもかわいいシンプルなデザイン。
しっかりと濾されたコーヒーを楽しみたければセラミックタイプのコーヒーフィルター。有田焼の39Aritaはじっくりドリップなので、ゆっくりとした時間を楽しむのにぴったり。
お茶も淹れられるそうで、一石二鳥なところがまた良き。
使い捨てをやめたもの5/割り箸
さて、無印からこんな商品が発売されたのはご存知だろうか。
箸やスプーンをくるっと巻いて持ち運べるカトラリーカバー。外食で割り箸の使い捨てを減らすことができるだけでなく、子供に合ったサイズの箸を持ち込み使うことができる嬉しいアイテム。
外食に頼る日はおしぼりケースに濡れタオルを入れ、カトラリーケースを活用すれば、ゼロウェイストが実現する。
シリコーン製なので、持ち帰ったお箸とともに綺麗に洗ってまた次回の出番を待つのがお役目であります。
使い捨てをやめて得られたもの
使い捨てを手放す。そう聞くとなんだか便利を手放すように思えた時もありました。
だけど実際はその逆。
使ってはなくなるものを、わざわざ毎回買い足しに行く手間。
使うたびに出る大量のゴミ。
お気に入りでないものを延々と収納に入れ続けるストレス。
そう、私はゴミになるものにお金を使い、またお金を払ってそのゴミを処分するという行動をずっと繰り返したいたことになる。
どうして使い捨てをする方が便利で快適な暮らしと思えていたのだろう。
今は本当に使いたいものをお手入れしながら繰り返し使う暮らしが心地いい。そしてその暮らしの方がずっと子供たちに残せるものが多いと知っている。
全部じゃなくていい、使う量の1割だけでもいい。
できるかも、そう思ったものから「脱使い捨て」一緒に始めてみませんか♡
最後までお読みいただきありがとうございます。
お掃除からサステナブルな暮らしを叶えるNICOでした。
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