現代社会では当たり前に一人一台、どころじゃない?保有しているスマートフォン。
この記事ではスマホをどう持つか、立ち止まった私のお話です。
スマホを持つこと
円高の影響なのか機種代は年々吊り上がり、10万、20万が相場となっている。冷静に考えるととんでもない金額。ノートPCが買えてしまうし、ちょっといいところに家族旅行だっていけてしまうような金額だ。
多くのスマホユーザーはこれを持つために分割払い等を選んでいるのではないだろうか。私も例に漏れずその一人だった。
というかよくわかっていなかったというのが正しい。なぜならば私は3年以上某スマホ会社の「買い替え超トクプログラム」なるプランによって、48回払いで端末購入+25ヶ月後に返却すると、残り支払いが免除される仕組みにいつの間にか契約していた。(契約前によく調べろという厳しい助言はご容赦くださいね)
てっきり自分のものかと思っていたスマホが借り物だったことを知った時の落胆たるや…。
傷でもつけたものなら、その支払い義務も生じる非常にリスキーなスマホの持ち方だ。
分割払いというのは昔からあったような記憶だけど、せいぜい1年や2年で機種代を払い終えて、あとは基本料金+使用料金だけを払っていたような?
それが機種代の高騰によって、自分のモノとして残額を払うのではなく『リース』としてレンタル代を払うような形に変わっていた。
もちろん48ヶ月払い終えた際には自分のものとすることもできるけど4年も経てばバッテリーの消耗もなかなか。快適に使い続けられるのは2年くらいではないだろうか。
さて、新たに自分のスマホを使いつつ、新規契約へと進むため、スマホを確保する必要がある。私は初めて中古なる選択を視野に入れてみた。
ちなみに『買い替え超トクプログラム』というサービスはそれだけでも有効と解約時知りました。(回線契約なしでも、という意味)
中古でスマホを購入する
20万以上の新品を購入するのはもはや無駄な出費に思えて中古品の購入を視野に入れてみる。
スレッドでも色々と教えてもらったけど中古でスマホを購入できるサービスは増えているよう。
スマホを手にするに当たって、新品ではなく中古品を購入することに対して、もう少し言及するとそのアクションは”ファストテック”に終止符を打つことができる、と言われている。
ファストテック:それはスマートフォンやPCなどの電子機器を、毎年あるいは数年おきに次々と買い替えていくような消費スタイルを意味しています。新しい機種が次々と登場し、本来まだ使えるはずの製品もすぐに古く感じられ、短期間で買い替えるのが当たり前の習慣として定着しつつあります。このような短命化するデバイスサイクルは、大量の電子廃棄物やCO₂排出の原因となっており、環境負荷への影響を大きくしています。
引用元:https://www.backmarket.co.jp/ja-jp/end-fast-tech
一人一台、いや数台のスマートフォンは当たり前。そしてそのごみは、過剰な廃棄物として世界中で溢れかえっている。中古品を手に取るだけで地球環境に与える二酸化炭素の削減率は92%だ。

『うん、ますます中古品という選択肢を積極的に取り入れたい』そう思った私は悩んだ末にBack Marketで選んだ。
Back Marketでいうリファービッシュ品とは、外観、スクリーン、カメラ、センサー、バッテリーの状態など、28項目の品質基準チェックリストでの検査・クリーニングを経て、全項目の基準を満たした整備済製品のこと
傷の大きさ、見た目のグレードやバッテリーが標準か新品かで値段が変わるリファービッシュ品。予算60,000円で私が選んだのは以下の条件。(一括購入)
正直中古品の購入は初めてだったので届くまでドキドキだったが、想像以上に綺麗に届いて箱に入っていたら新品とも言えるほど指紋一つついていないリファービッシュ品が到着。

気になるCグレードの傷はというと以下のような状態の傷が2箇所確認できた。


ケースをつけたら全く目立たないのでこれを選んで良かったと思えるほど!気になる方はCグレードの参考にしてほしい。
純正ではない充電ケーブルも付属していた。

あっさりとSIMフリーのスマホが準備できて、元々のスマホ契約を解約、データの移行、そして未払いが20,000円近く残ったiPhone12miniを返却、という形でサヨナラした。
ちなみにこの未払い分の残額を支払うことで手元に残すという選択もあった。だけど著しくバッテリーが消耗していたiPhoneに20,000円も払う気はもうなかったため、3,300円の返却手数料を支払い、手続きを済ませた。
(MNPも発行しましたよっ!)
もっと高く売却できるなどアテがあったなら、買取という選択肢もあったのかもしれない。
さて、晴れて『自分のスマホ』を手にした私はもう契約会社も選び放題!
私には決めていたサービスがあったのでMNPでお引越しです。
乗り換え
乗り換えで選んだのは、いかにも怪しいと二の足踏んでいた紹介性のモバイルサービス、ユーミーmobile!
『招待制って怪し過ぎる…』なになに?二人招待すると永年無料?そんなサービスに魅力を感じつつも眺めているうちに上限人数に達して終了。(え!)私が契約しようと腰を上げた時には6年無料に代わっていた…笑
とはいえ紹介すればこそのみ特典があるだけで、特に誰も招待しなけりゃしないで、以下のようなただの格安サービスなのだ。


誰か招待できたらラッキー、解約の縛りもなし、docomo回線。
そんなこんなで30GB+5分かけ放題で新契約スタート。5分以上電話をしなければ支払額は3168円だ。
以前の契約では機種代とともになんだかんだ4000円以上の支払いがあったのでまぁそれはそれで月々の支払いは少しお安くなったと言える。
このあとの目論見としては『夫』と『娘』を招待。(娘は初スマホ!)私の料金は無料に。
そして娘を10GBの1760円で契約、かけ放題なしの契約をすれば家庭全体で支払うスマホ料金は随分と安いものになる、という算段。
さて、ここまでの契約変更に至った下調べと体力は相当なものだった。モバイル契約の選択肢は今や星の数ほど存在し、そこにネット契約だ、機種代だ、とあらゆるものが付随する。
一昔前なら、ちょっと店頭で待つだけで店員さんがやってくれていた作業を自分でするのだから当然だ。
『スマホ』を使い続ける限り、こうした契約、支払い、地味な作業が付き纏うのか…と思うと脱スマホ、という選択肢も視野に入れたくなってしまうこの頃。
というわけで数日がかりでモバイル回線のお引越しをした話を読んでくれてありがとうございました。
あなたはどんなスマホの選び方をしたいですか?この記事を読んでくださった方が、今後のスマホ選びの際に”ファストテック問題”なんて言葉を思い出してくれたらとても嬉しいです。
最後に、招待制の回線が気になるという方は、ぜひ私の招待コードを受け取っていただけたら純粋に嬉しいです。もちろん2人招待すれば無料!
気になる方はこちらからどうぞ>ユーミーmobile!招待(怪しくないよ!笑)質問等ある方はInstagramまでお気軽にメッセージしてくださいね♡
この記事を書いたのはNICOでした。
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