水道水に濾過装置をつけているご家庭は多いでしょうか。
はたまた、濾過装置をつけたいけど工事費やランニングコストが気になるご家庭もあるでしょうか。
私もそんな1人でした。浄水装置の見積もりを見て「うーん…」
交換用カードリッジのゴミにもまた「うーん……」
煮沸しながら使っていたお水でしたが、その頃から始めたのが備長炭でした。
備長炭浄水
備長炭浄水ってあの備長炭?はい、あの焼き鳥などを美味しく炙り焼きしてくれるあの備長炭です。
備長炭は多孔質の空洞があり、水道水に含まれる塩素やカルキ臭等の有害物質の吸収力にとても優れているとのこと。木炭を電子顕微鏡で拡大してみると、表面は穴だらけ。
備長炭は実際の浄水器の濾過装置にも使われているところも多く、塩素除去の試験結果を公表しているメーカーや販売店なども多数あります。
私もウォーターチェッカーで使用中の備長炭に入れたお水をチェックしてみたところ、納得のいく結果となり、以後安心して使い続けているプラなし、ゴミなし浄水です。
お水は塩素臭が消え、本当にまろやかになって感動!
長く使えて、カートリッジのゴミが出ないとても素晴らしい浄水方法です。水道水に不安を感じていた方にも納得できる安心のお水が簡単に作れるおすすめの方法、ぜひ試してみてくださいね。
それでも心配、という方はウォーターチェッカーで実際に塩素が除去されているのか確かめてみるのも良き。浄水器のカートレッジがとっくに寿命になっていることも、チェッカーで一目瞭然です。
おすすめなのが持続可能な山林に貢献する下記の炭
お水を入れるボトルがプラスチック製だと炭が当たった時に傷ついてしまうので要注意です。ただ私も2Lで今の冷蔵庫のドアに収まる理想のガラス容器を見つけられずにいます〜〜炭は途中取り出して対処中。
ちなみに煮沸での浄水効果ですが「残留塩素」や、特に「トリハロメタン」の除去には10分以上の煮沸が必要と言われています。カルキ抜き機能が付いたポットなどでの浄水も可能です。足りない分は今も煮沸したり、セラポットに溜めておくなど工夫しています。
備長炭のお手入れ
備長炭を使い続けるには、塩素除去力の持続、また清潔を保つため、少しのお手入れが必要です。
その一つが、まずは使用ごとに乾燥させること。
浄水した炭は取り出し、ザルに上げてだいたい毎回乾燥させています。(だいたいなところにズボラが見え隠れしていますが…)
また、数回に一度は煮沸すること。
しっかり浸かる水を張ったお鍋を火にかけ、沸騰から10分以上の煮沸をして繰り返し使っています。
炭は3ヶ月程度で買い替え、というのがお店の推奨でしたが、使って半年後の塩素チェックも限りなく透明に近く、もしかして半永久的に使えるのでは?と様子を見ています。
とはいえ、折れたり割れたり、少しずつ欠けたりもしますので、どこかのタイミングで買い替えは必要かもしれません。
丁寧にお手入れしながら長く使えたら…と思っています。使用後はBBQの炭に、というお話を聞き、私も最後まで寿命全うするつもりです。楽しみ。
きれいな水を守るために
そして、忘れてはいけないことがもうひとつあります。それはきれいな水を守ること。
水道水に有害物質であるPFASが検出されるなど不安なニュースなども聞こえてきます。(詳しくはこちら)
水道水に敏感になるのは当然のことかもしれません。ですが、私たちが本当にしなければいけないのは、自分の飲む水だけでなく、地球にある全ての水をきれいに保つことではないでしょうか。
日本の下水は未だ完璧ではありません。浄化槽やタンク管理、また下水処理にも限界があります。排水口から流すものに思いを馳せるナチュラルクリーニングや、有害物質にNOと声を上げていくこと。
そのひとつひとつが、行く行くは自分たちの口へと入っていくお水を守ることへと繋がっていきます。
大切なお水がこの先何十年、多種多様な生物を生かす源であり続けるように、この暮らしを続けていきたいと思う私でした。
ゼロウェイスト浄水、いかがでしたでしょうか。
最後までお読みくださりありがとうございます。
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