多くの地域で梅雨が始まる6月は植物にとっては恵みの雨。畑は夏に向けてより元気になり、お庭の雑草もよく伸びます。生命力あふれる季節と毎年ながら
ですがおうちにとってはジメジメと湿気が多く、洗濯物の乾きも遅い。カビの生えやすい嫌な季節かもしれません。
快適に乗り切るためにもスッキリお掃除で暮らしを整えたいところです。
まずは我が家が絶対と言っていいほどこの時期にするのはカビ掃除。
お風呂のカビ掃除
お風呂のカビ掃除はおうちをカビから守るために一番大切なお掃除。
胞子で増えるカビは浴室から家中に広がる可能性だってある。小さなうちに対処するのはナチュラルお掃除では基本です。
まずは予防。カビの生えやすい条件は大きくこの3つ「餌となる栄養(汚れ)」「温度」「湿度」
梅雨に入るとどうしても気温が高くなり、繁殖が避けられない条件になってしまいます。
まずは注意したいこんなこと
- 餌となる汚れのお掃除
- 湿気を残さない換気
小まめなお掃除でまずはカビの栄養を残さないようにしたいもの。(気になるところは入浴中に重曹掃除している私です)
また浴槽のお湯はその日のうちに抜いておくと浴室の湿気も上がりにくくなるため、徹底したいところ。換気扇も普段より長めに回しています。
次はカビ掃除。すでに黒い汚れがポツポツしているところにはエタノールが活躍します。
ピンポイントでできたカビ汚れには、ウエス(古布)などに消毒用エタノールを原液でとり、汚れがついた天井や壁などを拭き取ります。
汚れが見えないところもロングワイパーで消毒用エタノールで拭き取りをすると効果的。(私は拭き取り用は薄めて使用しています。消毒用エタノール90ml+水110ml=35%濃度、濃度はお好みで調整)
またコーキングなどに根付いたカビは、奥まで入り込んでいたりと少し厄介。60度のシャワーで熱湯を1分かけたのち、過炭酸ナトリウムのペーストで時間を置いて対処します。
それでも頑固なカビ汚れはナチュラルではお手上げ。
カビ取りジェルなどで早いうちにサッと除去することをお勧めします。
液ダレせず匂いも広がらない。且つ少量で済むため、1本あると安心します。
気持ちよくお風呂に入れるよう、6月のカビ対策としてお休みの日にお風呂掃除、ぜひ試してみてください。
ベランダ掃除
ベランダ掃除もこの時期にはおすすめです。
カンカン照りの晴れた日は、汚れが乾いて落ちにくいですが、雨が多いこの季節、すでに濡れてふやけた落ちやすい汚れになっています。
チャンスは小雨の日。
ブラシとバケツを持って擦るだけ!簡単掃除でベランダはあっという間に綺麗になります。おおまかに汚れを流したらあとのすすぎは雨に任せておしまいです。
晴れた日に20杯も使ったバケツの水は、雨の日にたったの4杯で終えることができました。
また、ベランダに生えがちな苔は酸性を好むそう。最後にアルカリ性である重曹を撒き苔予防して終了です。
お掃除しないときも時々振りかけています。
お水も手間も減らせてとってもおすすめな6月のベランダお掃除です。
ダニ対策
ダニ対策も6月にしたいお掃除。ダニは高温多湿が大好き、繁殖の季節が梅雨、なのだそうです。(嫌😭)まずはベッドリネンのお洗濯。大物洗濯は乾きにくい季節ではありますが、お布団についた汗や皮脂、フケなどはダニにとっても大好物。
枕カバーなどの小さなものから、こまめにお洗濯したい季節でもあります。(乾きも早く、素材も大好きな現在の布団カバーはこちら)
すすぎでハッカ油やティーツリー、ペパーミントなどダニが嫌う精油を加えるのもおすすめです。(※乾燥機を使う場合発火の恐れがあるため禁止事項となっています)
ベッドの下も埃が溜まりがち。時に動かして掃除機をかけるだけでもベッド下の風通しになります。ダニの餌を掃除してしまえるのもメリット◎
マットレスを立てかけたり、布団用の掃除機で集中的にお手入れしたりも有効。
布団乾燥機の温風でダニ退治をするのも一般的になってきましたね。ダニ取りシートを使おうかどうしようかと迷うこの頃でもあります。
できることから試みたい6月です。
6月のおすすめ掃除まとめ
- お風呂のカビ掃除
- ベランダ掃除
- ダニ対策
季節に合ったお掃除をすることで、お家の中もいつもより住みよく。我が家ではジメジメを吹き飛ばすハッカ油の出番が多くなります。
外を見ると、紫陽花が咲き始めたり、新緑が濃くなってきたりと、変わる季節を感じることのできる6月。ナチュラルなお掃除とともに楽しみながら乗り切りたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
サステナブルな暮らしとお掃除の発信をNICOでした。
コメント